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振袖・長襦袢のたたみ方やクリーニング方法を紹介!

2018/11/27

振袖・長襦袢のたたみ方やクリーニング方法を紹介!


 
成人式や結婚式、卒業式などで振袖を着て外出した際、帰宅後の振袖はどうしていますか?
水に弱い正絹の振袖は、着物専門のクリーニング業者に頼む方法が基本となります。

また、肌に触れることで汚れやすい長襦袢は、自宅で洗濯することはできるのでしょうか?

今回は、振袖と長襦袢のクリーニング方法と、振袖を着るなら知っておくべき、正しいたたみ方について解説していきます。

■まずは振袖や長襦袢の汚れをチェック!

着用した振袖は必ずしもクリーニングに出す必要はなく、汚れの状況に応じて決めても問題ありません。帰宅後は振袖に汚れがないか、クリーニングの必要があるかどうかをチェックしましょう。

◇振袖の汚れをチェックする方法
まず、汚れチェックの前に、振袖をハンガーにかけて数時間ほど風通しのよい場所に吊るし、湿気を完全に取りましょう。なぜなら、着用後の振袖は湿気を多く含んでおり、そのままタンスにしまうとカビや黄ばみの原因になるからです。

振袖が乾燥したら、柔らかいタオルなどでホコリを払いつつ、汚れがないかチェックをします。

特に汚れやすい部分は、「衿、袖口、裾、前見頃」の4か所です。衿はファンデーションの汚れが多く、袖口は手の皮脂やホコリ、裾は歩いたときの砂ホコリや泥跳ねなどの汚れが付着しやすくなります。振袖姿で食事をした場合は、左の前身頃に食べこぼしがないかチェックしましょう。

シミなどの汚れを見つけたら、その場所を糸で軽く塗って印をつけておき、汚れの原因が分かればメモに残しておくことが重要です。クリーニングに出した際に汚れの見落としがなく、原因が分かればシミ抜きがやりやすくなります。

◇長襦袢の汚れをチェックする方法
長襦袢は肌着の上に着るため、見た目には汚れていなくても、汗や皮脂が付着しています。
そのため、汗をかきやすい背中やワキの部分は、時間が経つと黄色いシミになることがあるのです。長襦袢は振袖とは異なり、着用したら必ず洗うようにしましょう。

また、長襦袢の素材は正絹の他に、麻、木綿、ウール、ポリエステルなどがあります。正絹以外は洗濯機で洗っても問題ありませんが、正絹で洗えるタイプの長襦袢は手洗いが基本です。正しい洗濯方法が添付しているので、その指示通りに洗濯しましょう。

また、半衿を縫い付けている場合、半衿が洗える素材(木綿、ポリエステルなど)なら、外さず一緒に洗って構いません。正絹の半衿は取り外して、クリーニングに出すことをおすすめします。

■振袖のたたみ方
 


振袖をキレイに保管するためには、正しいたたみ方でシワを防ぐことが重要です。直線縫いの振袖は折り目に沿って、意外と簡単にたたむことができるので、この機会にしっかりと覚えておきましょう。

1.肩と袖を一直線になるように振袖を置く
2.衿を左側、裾を右側にして振袖の前部分を広げ、下前(手前側)を脇縫い線で内側に折る
3.下前のおくみを縫い目に沿って手前に折り返し、衿を内側に折って両角を三角形にして内側に折る
4.上前と下前の衿と衿先の裾を合わせ、上前を折り返して下前に重ねる
5.上前と下前の脇縫い線を揃えて重ね、同時に両腕も重ねる
6.上前側の袖を袖付け線から見頃の上に折り返し、裾を持って見頃を二つ折りにする
7.肩山と見頃の下側を持って全体を裏返し、下前の袖を見頃の上に折り返す

これが「本たたみ」という方法で、どの着物でも応用できます。衿を三角形に折るところさえできれば、あとは折り目に沿って折りたたむだけなので簡単にできます。

■長襦袢のたたみ方
振袖用の長襦袢は、振袖と少し方法が異なります。

1.衿を左側にして広げ、上前が上にくるようにして脇縫い線で内側に折る
2.下前の脇縫い線を、見頃の中央になるように折る
3.下前側の袖を、袖口が折り目から1~2cmほど内側になるように折り返す
4.上前と下前と同様に内側に折り、上前側の袖を折り返す
5.左側に衿が少し出るように、裾を持って二つ折りにして重ねる

振袖のように衿を折ることなく、そのままの状態で折るのが特徴です。振袖の着付けの必需品だからこそ、振袖の織り方と一緒に覚えておくと役に立つでしょう。

■クリーニングに出す頻度やかかる費用とは

振袖を頻繁に着る機会のある方は、月に1~4回くらい着用したらクリーニングに出すのが適切な頻度です。
ですが、次に着る予定がしばらくない方は、着用した回数に関係なく、クリーニングに出すのが望ましいといえます。数時間しか着ていなくても、空気中のホコリや、食べ物や飲み物の飛沫、手で着物に触れたときの皮脂など、何かしらの汚れが着物に付くことは避けられません。

クリーニングでキレイにしておくとよい状態を保てるので、なるべく早く専門店に依頼することをおすすめします。

気になるクリーニング料金は、振袖で12,000円がおおよその相場です。また、宅配でクリーニングを依頼できる店舗では、1点で約6,000円という安さが特徴です。対面ではないので不安な方もいるかもしれませんが、熟練した職人の手作業でクリーニングしてくれるので、依頼してみてはいかがでしょうか?

■クリーニングに出す際の注意点
大切な振袖を預けるからこそ、クリーニングに出す際は次の点に注意しましょう。

◇正絹不可の店舗がある
「着物丸洗い」とうたっている業者もありますが、ポリエステルなどの化繊限定にしている店舗もあります。正絹の振袖は断られることもあるので、事前に確認が必要です。

◇着物の専門的な知識があると安心
素材だけでなく刺繍などの豪華な装飾のある振袖は、正しい洗い方でないと振袖にダメージを与える可能性があります。

また、丸洗い、京洗い、本洗いなど、着物の素材に適した洗い方でクリーニングすることも重要です。このような着物の専門的な知識があれば、安心して振袖を託すことができるでしょう。

■まとめ
振袖と長襦袢のたたみ方とクリーニング方法について、お分かりいただけましたか?

長襦袢は自分で洗濯可能なので、毎回のクリーニング代を節約できます。そして、振袖は見た目よりも意外と汚れていることがあるので、しばらく着ない場合はクリーニングに出すことが鉄則です。

大切な振袖だからこそ、着物に精通しており、経験が豊富な職人がいる専門店に依頼しましょう。

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