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成人式に総絞りの振袖はダサい!?総絞りのおしゃれな着こなし術

2018/11/29

成人式に総絞りの振袖はダサい!?総絞りのおしゃれな着こなし術とは


 
振袖にも柄や染め方など、さまざまな種類があり、「総絞り」もそのひとつです。
振袖の布地全体を絞り染めという技法で染め上げた総絞りは、古くさいという印象を受ける人が少なくありません。

しかし総絞りの振袖は、熟練の技術を持つ職人が手間暇かけて作りあげるため大変高価で貴重な品です。そのため、成人式でレンタルしたいと思っても見つからないこともあるのです。
ここでは、総絞りの振袖の特徴や魅力、おしゃれに着こなすポイントについて紹介していきます。


■総絞りの振袖とは
絞り染めとは着物の布地を器具で挟む、糸で括るなどして特定の部分を染まらないようにした後で全体を染める技法のことを言います。
この手法を着物全体に用いたものを「総絞り」と呼んでいます。

着物を染めた後で、糸で括った部分をほどくと立体的な柄が現れるようになり、布地にボリュームが生まれるのが総絞りの大きな特徴です。
総絞りの振袖は、数万個もの絞りを糸で一つ一つ作り染めていくという、手間のかかる作業の繰り返しと高い染め付け技術を必要とします。

そのため、総絞りの振袖を購入しようとすると100万円前後から数百万円にのぼるものまで、ほかの種類の振袖と比べると価格も高くなるのが一般的です。
このように手間暇かけて作られている総絞りの振袖は、大変高額であることから、レンタル店で取り扱っているところを見つけるのも難しいのです。

また、総絞りの振袖と一口に言っても、染め方だけでも数十種類以上もあり、「鹿の子絞り」や「京極絞り」などがよく知られています。
一般的に総絞りの振袖は落ち着いていて地味なイメージがありますが、絞り染めを行った布地に刺繍や金箔などを施したものもあります。

華やかな柄や色の総絞りも選べますので、自分のイメージに合った総絞りを身に付けることもできるでしょう。


■「ダサい」と思われてしまう理由とは
大変貴重で高価な総絞りの振袖ですが、「ダサい」と受け取られることが少なくありません。
その理由として、着物の価値について知らない人が多いことが挙げられます。

現代では昔と比べて着物を着る機会がかなり少なくなってきており、着物についての詳しい人も多くはありません。
着物は素材や染め方などさまざまな要素が組み合わさることで、着物本体の価格にも影響を与えます。しかし着物に関する知識が不足していると、どのような種類の着物に価値があるのかがよく分からず、柄や色だけで着物を判断しがちになります。

総絞りの振袖には落ち着いた色合いのものや古典的な柄が多く、色や柄などが華やかな振袖と比べると地味に感じられます。
それに対して、最近は華やかな模様や色使いの振袖が多く見られるため、総絞りは時代遅れでダサいと受け取られてしまうのでしょう。

ほかには総絞りを目にする機会が少ないことも、理由のひとつです。
総絞りは製作に時間がかかることから、レンタル店やお店によっては取扱いがないところが少なくありません。
レンタル店や呉服店によっては、お手頃な価格の振袖を充実させているところが多く、高価な総絞りを見つけることが難しいのです。
出回っている数が少ないものは需要も少ない、つまり流行っていないととらえてしまうのかもしれません。

もしも、祖母や母が総絞りの振袖を持っており、成人式に着用しようか迷ったときは、迷わず着用してみることをおすすめします。
総絞りの振袖は着物が好きな人が見れば高級品であることがすぐにわかりますし、周りの友人たちとは一味違う正統派スタイルを作れるでしょう。


■総絞りをおしゃれに着こなすポイント


 
総絞りの振袖は振袖の選び方や、小物の合わせ方次第でおしゃれ感をアップさせることが可能です。たとえば、総絞りの振袖もベースとなる色によって、印象がかなり変わります。

華やかさや若々しさが感じられる赤色も、菊や藤、桜といった古典柄を取り入れた総絞りを選ぶことで、豪華で大人っぽい印象を与えられるようになります。
品のよさとかわいらしさを兼ね備えた白色は、総絞りだからこそ質のよさを実感できる色でしょう。

一見地味に感じられる黒色やこげ茶色といった総絞りの振袖も、華やかな色使いが施された模様入りのものを選ぶことで、クラシカルで優雅な雰囲気が漂うようになります。
振袖の色全体が落ち着いているときは帯に赤など鮮やかな差し色を入れると、それだけで全体が華やかな仕上がりになるでしょう。

また、総絞りの振袖に合わせるヘアスタイルは古典的なヘアスタイルもよく合いますが、洋髪の要素を取り入れたアップスタイルにすることでイマドキっぽい仕上りになります。

ネットショップや着物を取り扱うお店などで、総絞りの振袖コーディネート例をいくつか参照することができるでしょう。
さまざまな着こなしをチェックしてみると、おしゃれなコーディネートを作るコツがわかりやすくなります。

そのほかにも、総絞りを扱うお店を訪ねてみると自分に合う振袖の色柄の選び方や、おしゃれな合わせ方のコツについて参考になるアドバイスがもらえるでしょう。


■まとめ
祖母や母親から譲り受けた総絞りの振袖は、デザインや柄がダサいと感じるかもしれません。
しかし、古典的な色や柄でも、帯や草履といった小物だけでも最新のものに変えることで、グッと洗練された印象になります。
総絞りのダサい、古くさいといったネガティブなイメージを一新できるような、おしゃれコーディネートを作り上げることも十分可能です。

総絞りのような希少価値の高い振袖を着用できる機会はそう多くはありませんので、ぜひ成人式に着てみましょう。

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